横書きの原稿用紙の書き方
横書きの原稿用紙は、レポートや小論文、理科や社会の作文でよく使います。横書き用の原稿用紙をここで作り、下で書き方の決まりを図で確かめられます。
原稿用紙はこのページの中で作り、どこにも送信しません。マスの数や用紙などの設定だけをこの端末に残します。
図で見る横書きの決まり
横書きの原稿用紙の基本
横書きの原稿用紙では、行は左から右へ書き、上の行から下の行へ進みます。段落の書き始めを1マス空ける、句読点を行の最初に置かない、という点は縦書きと同じです。違いが出るのは、数字や英字の書き方と、句読点の形です。
上の用紙は、はじめはA4縦の横書き、20×20になっています。B4横を選ぶと、真ん中に柱のある見開きの形になり、左半分の10行を書き終えてから右半分の1行目へ進みます。レポート用紙のように1枚で使いたいときは、A4縦かB5縦が向いています。
数字の書き方
横書きでは、算用数字(1、2、3)を使うのが基本です。原稿用紙では、数字を2字ずつ1つのマスに入れるのが一般的で、「2026年」なら「20」「26」「年」の3マスになります。桁の多い数も、左から2字ずつ区切ってマスに入れます。ただし、「一つ」「三日坊主」のように数を含む言葉や、「数十人」のようなおおよその数は、横書きでも漢数字で書きます。
英字の書き方
英字の小文字は、数字と同じように2字で1マスに入れます。大文字は1字で1マスを使う書き方がよく教えられていて、「NHK」なら3マスになります。英単語の途中で行が変わるときは、できるだけ単語の切れ目で改行し、1つの単語を2行に分けないようにすると読みやすくなります。
句読点の形
横書きの文章では、読点に「、」ではなく「,」(コンマ)を使うことがあります。理科や数学のレポートでは「,」と「.」を使うよう指示されることもあるので、提出先の書き方に合わせてください。どちらを使う場合も、1つの文章の中では同じ形にそろえます。横書きの句読点は、マスの左下に小さく書くのが一般的です。
題名と名前の位置
横書きでも、題名は1行目の3マス目あたりから書き始め、名前は2行目の右に寄せて、最後を1マス空けます。本文は3行目から書き始めます。学校や先生によっては、題名を真ん中に書く、名前の前に学年と組を書く、といった指示があるので、指示があればそちらに従ってください。
上の図は、このサイトの原稿用紙エディタと同じ仕組みでマスに並べたものです。図の下の「この書き方をエディタで試す」から、同じ設定のエディタを開いて、自分の文章で確かめられます。
横書きの決まりと出典
原稿用紙の書き方は法律ではなく、学校や試験で教えられてきた慣習。学校・先生・試験の指示があれば、そちらが優先する。下の customary は、公的な資料で確かめられなかった一般的な書き方。
- 横書きでは算用数字を使い、原稿用紙では1マスに2字ずつ書く。(一般的な書き方(公的な決まりはありません)。公的な資料では 文化審議会「公用文作成の考え方(建議)」令和4年1月7日 に「横書きでは、算用数字を使う(Ⅰ 4ア)。」とあります)
- 横書きでは、英字の小文字は1マスに2字、大文字は1マスに1字書く。(一般的な書き方(公的な決まりはありません))
- 横書きでは、読点に「,」(コンマ)を使う書き方もある。1つの文章の中ではどちらかにそろえる。(文化審議会「公用文作成の考え方(建議)」令和4年1月7日。「横書きでは、読点に「,」(コンマ)を用いてもよい。ただし、一つの文書内でどちらかに統一する(Ⅰ 5(1)ア)。」)
- 段落の書き始めは1マス空ける。段落の途中で行が変わるときは空けない。(文化審議会「公用文作成の考え方(建議)」令和4年1月7日。「文の書き出しや改行したときには、原則として1字下げする(Ⅰ 表記の原則 6ア)。」)
- 句読点や閉じかっこが行の最初のマスに来るときは、前の行の最後のマスに文字と一緒に入れるか、マスの外(縦書きは下、横書きは右)に書く。(一般的な書き方(公的な決まりはありません))
- 題名は1行目に、上を2〜3マス空けて書く。(一般的な書き方(公的な決まりはありません))
- 氏名は2行目に、下を1マス空けて終わるように書き、姓と名の間を1マス空ける。(一般的な書き方(公的な決まりはありません))
- 概数や、数を含む言葉(一つ、二人、三日坊主など)は、横書きでも漢数字で書く。(文化審議会「公用文作成の考え方(建議)」令和4年1月7日。「概数は、漢数字を使う/語を構成する数(中略)などは、漢数字を使う(Ⅰ 4オ・カ)。」)
確認日 2026-10-23。公用文の資料は役所の文書の目安で、国の役所の文書の書き方の目安で、原稿用紙の決まりではない。数字と句読点の考え方は作文の指導と重なる。