原稿用紙で英語・英字を書くとき
英単語や略語を原稿用紙に書くときは、縦書きか横書きかで入れ方が変わります。マス目の図で確かめながら書けます。
作文やレポートに英単語や略語が出てくることはよくあります。原稿用紙に英字を書くときの入れ方は、縦書きか横書きかで大きく変わります。ここで紹介するのは一般的によく教えられている書き方で、学校や先生、試験の指示があるときはそちらを優先してください。
横書きでは小文字2字で1マス
横書きの原稿用紙では、英字の小文字を2字ずつ1つのマスに入れます。大文字は1字で1マスを使う書き方が多く、「My」なら「M」と「y」で2マスです。単語と単語の間は1マス空けます。英文をたくさん書く課題では、原稿用紙ではなく英語用のノートや罫線の紙を使うよう指示されることもあります。
縦書きでは単語を横に倒す
縦書きの原稿用紙では、英単語はできるだけカタカナにするのが基本です。どうしても英字で書くときは、小文字の単語を横に倒して2字ずつマスに入れます。「NHK」や「ALT」のような大文字の略語は、1字ずつ立てて1マスに入れます。
カタカナにするか、英字で書くか
「テレビ」「スマートフォン」のように日本語として使われている言葉は、カタカナで書くのが自然です。英語の授業で習った表現をそのまま引用するときや、曲や本の題名、会社の名前のように英字で書くことに意味があるときは、英字のまま書いてかまいません。迷ったときは、読む人がすぐに読めるほうを選びます。
単位と記号
「kg」や「%」のような単位の記号は、縦書きでは「キログラム」「パーセント」とカタカナで書くのが一般的です。横書きのレポートでは記号のまま使うこともありますが、その場合も1つの文章の中では書き方をそろえます。数字と組み合わせるときの書き方は、原稿用紙の数字の書き方を見てください。
単語の途中で行が変わるとき
英単語が行の終わりで収まらないときは、単語を途中で切らずに、次の行の頭から書くのが読みやすい書き方です。そのため行の最後に空いたマスが残ることがありますが、空けたままでかまいません。どうしても切るときは、音節の区切りでハイフンを入れる英語の書き方に合わせます。
エディタで確かめる
原稿用紙エディタでは、「英字の大文字は1マスに1字」を選ぶと、大文字を1字ずつ、小文字を2字ずつマスに入れます。縦書きにすると、小文字の単語は横に倒し、大文字1字は立てて表示します。英単語をいくつ書くと何マス使うかを、提出の前に確かめられます。
英字の決まりと出典
原稿用紙の書き方は法律ではなく、学校や試験で教えられてきた慣習。学校・先生・試験の指示があれば、そちらが優先する。下の customary は、公的な資料で確かめられなかった一般的な書き方。
- 横書きでは、英字の小文字は1マスに2字、大文字は1マスに1字書く。(一般的な書き方(公的な決まりはありません))
- 縦書きでは、英単語はなるべくカタカナにする。英字で書くときは、小文字の単語は横に倒して書き、大文字の略語は1マスに1字ずつ立てて書く。(一般的な書き方(公的な決まりはありません))
- 縦書きでは漢数字を使う。十・百・千を使う書き方(千九百八十三年、七十二・三)と、位取りで書く書き方(一九八三年、五三人)がある。小数点は「・」、ゼロは「〇」。(文化審議会「公用文作成の考え方(建議)」令和4年1月7日。「縦書きする場合には、漢数字を使う(Ⅰ 4キ)。告示などの例は 千九百八十三年・二時三十七分、広報などの例は 一九八三年・二時三七分(解説 16ページ)。」)
確認日 2026-10-23。公用文の資料は役所の文書の目安で、国の役所の文書の書き方の目安で、原稿用紙の決まりではない。数字と句読点の考え方は作文の指導と重なる。