どうぐばこノート

迷路の作り方

手書きの迷路は、こたえの道を先に決めて、そこから枝分かれと行き止まりを足していくと作りやすくなります。

手書きで作るコツは、こたえの道から

迷路を手書きで作るときに失敗しやすいのは、壁を先にたくさん描いてしまい、あとからゴールにつながらないことに気づく形です。これを防ぐには、こたえの道を先に描きます。紙にスタートとゴールの位置を決め、そのあいだを、曲がり角をたくさん入れながら1本の道でつなぎます。この道が、あとで消えないこたえになります。

次に、こたえの道のところどころから、枝分かれする道を足していきます。枝の先は行き止まりにするか、さらに枝分かれさせます。枝がこたえの道に戻ってきてしまうと、近道ができてしまうので、枝どうしやこたえの道とはつながないようにします。最後に、道のあいだのすきまを壁で埋めると、迷路のできあがりです。

方眼紙で作ると形がそろう

フリーハンドだと道の太さがばらばらになりがちです。方眼紙を使い、1マスを道1本分と決めて、マス目の線にそって壁を描くと、道の太さがそろったきれいな迷路になります。5mmのマス目なら細かい迷路、1cmのマス目なら小さな子ども向けの大きな迷路が作れます。こたえの道は、別の色のペンでうすく描いておき、完成したら消しゴムで消すか、別の紙に写すとよいでしょう。

子どもと作るとき

子どもと一緒に作るときは、大人がスタートとゴールを決め、子どもにこたえの道を自由に描いてもらうと、自分の迷路という気持ちが生まれます。道の途中に、宝物や好きな動物の絵を描いて「ここを通ってからゴールへ」という決まりを作るのも楽しい工夫です。できた迷路を家族に解いてもらうと、作った子どもも、解く人も楽しめます。

うまく描けなかったときは、迷路 プリントで作った迷路をお手本にして、同じ形をまねして描くところから始めると、迷路の組み立て方が分かってきます。

段ボールのビー玉迷路

ビー玉迷路は、箱の中に壁を立て、箱を傾けてビー玉を転がしてゴールに運ぶ遊びです。日本レクリエーション協会の作り方では、30cm四方ほどの段ボールの箱を使い、カラー段ボールを約2.5cm幅の帯に切ったものをたくさん用意して、それを壁にします。帯を箱の底に立てて貼り、ビー玉が通れる幅の道を作ります。

壁の高さはビー玉の半分より高くし、道の幅はビー玉より少し広めにすると、引っかからずに転がります。スタートとゴールに印を付け、行き止まりや落とし穴(底に開けた穴)を作ると、難しさを変えられます。同協会は、ビー玉を小さな子どもが口に入れないよう、大人が見守るよう注意を書いています。

ダンゴムシ迷路

ダンゴムシは、壁に当たって左に曲がると、次は右に曲がりやすいという性質があることで知られています。下関市の豊田ホタルの里ミュージアムは、この性質を確かめる「ダンゴムシ迷路」の型紙を公開していて、ダンゴムシをスタートに入れると、左、右、左と曲がることでゴールに着く作りになっています。

作り方は、型紙を印刷して切り抜き、平らな厚紙や段ボールの板にのりで貼り、迷路の部品を折って立て、のりで固定します。使う道具は、はさみ、カッターナイフ、のりです。カッターナイフは大人が使うか、大人が見ているところで使ってください。

ダンゴムシは生き物なので、強くつまんだり、長い時間閉じこめたりしないようにします。観察が終わったら、見つけた場所に戻してあげてください。どんぐりを転がす迷路も、ビー玉迷路と同じ作り方で、壁の幅をどんぐりに合わせると作れます。

出典