PDFとWordの文字化け
Wordやメモ帳で開いた文書が化けたときは、化けた文字を下に貼り付けると元に戻せることがあります。PDFのコピーで化けた文字は、しくみが違うため、このツールでは戻らないことが多いです。
すべての組み合わせ(20通り)
| 読み間違えた文字コード | 本当の文字コード | 戻した結果(はじめの40字) |
|---|
貼り付けた文章や開いたファイルはこのページの中だけで処理し、どこにも送信しません。保存するのは「この端末に設定を残す」にチェックを入れたときの設定だけで、文章やファイルは残しません。
PDFからコピーすると化けるわけ
PDFの画面には正しく読める文字が出ているのに、コピーして貼り付けると別の文字や記号になることがあります。これは文字コードの食い違いではなく、PDFの中に「この形はどの文字か」という対応の情報が足りないために起こります。
PDFの規格(ISO 32000-1、PDF 1.7)では、PDFを読むソフトが文字をUnicodeの文字に直すとき、まずフォントに付いた ToUnicode という対応表を使い、それがなければ標準の符号化や字形の名前、Adobe-Japan1 などの決まった対応表を順に使う、と定められています。どの方法でも対応が分からない文字は、画面には形が出ても、文字としては取り出せません。コピーで化けるのは、この対応がないか、まちがっているPDFです。
PDFのコピーで化けたときにできること
- PDFを作った人に、元の文書(WordやExcelなど)やテキストを送ってもらう。
- 別のPDFビューアーで開いてコピーしてみる。対応表の読み方がソフトによって違うことがあります。
- 文字の画像として読み取る文字認識(OCR)で、文章を取り出し直す。
このページの文字化け変換・復元ツールは、文字コードの食い違いを逆にたどって直すしくみなので、PDFの対応表が原因の文字化けは、多くの場合戻せません。なお、PDFのコピーの不具合についてAdobeのAcrobatヘルプにあった説明ページは、2026年10月24日には移動または削除されていて読めませんでした。
Wordで開くと化けるとき
テキストファイルをWordで開いたときの文字化けは、文字コードの選び間違いが原因で、正しく選び直せば直ります。Microsoftのサポートページでは、文字化けや「?」、四角が出るときは、Wordがファイルのエンコードを正しく判断できていない可能性がある、と説明されています。
- Wordの[ファイル]→[オプション]→[詳細設定]の[全般]にある「文書を開くときにファイル形式の変換を確認する」をオンにします。
- ファイルを開き直すと出る「ファイルの変換」の画面で「エンコードされたテキスト」を選びます。
- 「その他」を選んで一覧から文字コード(日本語のShift_JISやUTF-8など)を選び、「プレビュー」で文字が正しく読めるかを確かめます。
同じページによると、Wordで保存するときは、ほかの文字コードを選ばない限り Unicode で保存されます。メモ帳や古いソフトに渡すテキストを書き出すときは、保存の画面で文字コードを確かめてください。
Wordの文書を貼り付けたら化けたとき
Wordで開いた文書や、Wordからコピーした文章が別のソフトで化けたときは、化けた部分をコピーして上の欄に貼り付けてください。例として入れてあるのは、UTF-8で保存された文章をShift_JISとして開いたときの化け方です。候補の見出しを見れば、どちらの文字コードで開き直せばよいかも分かります。
確認した資料
- ISO 32000-1:2008(PDF 1.7)9.10「Extraction of Text Content」(Adobe 公開版)
- Microsoft サポート「ファイルを開くときと保存するときに文字列のエンコード方法を選択する」
確認日 2026-10-24。文字コードの変換は WHATWG Encoding Standard の表(index ファイル、2024年9月18日版)をそのまま使っています(ライセンス文)。